さて、美瑛のどかんと農業祭に1日限定で
復活する事になったまんだら屋ですが

店主の若気の至りでレシピを全て捨ててしまって
イチから味を作り直すと言う
とっても手間がかかる作業がプラスされてしまって
プチ路頭に迷ってる店主です

事前調査で他のラーメン屋さんが
３００円、４００円でラーメンを出してるという事で
えーい！５００円ポッキリでい！もってけドロボー！
な気持ちで東京だと７００円で出してた生姜ラーメンを
５００円で提供する事にしました

もちろん値段には意味がありまして
２００円分原材料を減らさなきゃだめなのです
ハッキリ言ってこだわりきれない時点で
出店を諦めるかとも頭をよぎる有様

 
なにわともあれ作ってみなきゃ始まらないって事で
いつもの薪ストーブクッキングでスタート
春から全ての料理と暖をこれ一個で済まして手慣れたもんです

試作完成
焼豚が多いのは気にしないでください
私の欲望の果てからの成れの果てです。

皆にも試食してもらい意見を聞く
まんだら屋で出してた生姜ラーメンと比べて
点数で表すと３０〜４０点と言う所
あ、でも決して美味しく無いわけじゃないですよ
こだわりがって所がね。

皆美味しいと食べてくれましたが
このヒゲが『うまーい』と言って食べてくれるのに
何故か分からないがどれだけ気持ちが後押しされたか
ありがとよヒゲ。

他の皆の顔
何考えてるかわっかーんねぇーよっ！(笑)

しかもみなさんスープ迄飲んでくれて
概ね美味しいと。
今回のコンセプトは
500円ポッキリでそこそこ美味しいラーメンを作る
1発目の試作でここまで出来れば上出来じゃないでしょうか
後は祭りに向けて試作を重ねブラッシュアップしていく作業です

仕込み編に続く。

事の始まりは隣の沢でゲストハウスを営んでる武良さんの一言

『美瑛で色々活動して行くなら商工会入って
どかんと農業祭でも出てみたら？』

の言葉に単純に突き動かされ、数日後には商工会員になり祭りへ参加する事に。

さて何を出そうかなと
飲食以外でもアースバッグのアンテナショップ的なお店もありかなと思いましたが
ここは昔取った杵柄のラーメンですかねやっぱり

とまぁ、ラーメン屋をだすならやっぱり生姜ラーメン一本勝負でしょ！

懐かしのまんだら屋に思いを馳せてみる

長年まんだら屋を支えてくれた生姜ラーメン
まさかここで復活するとは思いもよらなかったな〜

生姜ラーメンだけじゃないのよ
我まんだら屋の人気ラーメンは！
麦味噌ラーメン、九州のチョーコー醤油さんが作ってる無添加の味噌を使ったこだわりラーメン

こだわりのローストポークが乗ってる塩ラーメン
いかん！止まらなくなってきた

隠しメニューのスンデゥブつけ麺
ピリ辛のスープに出来たての豆腐を混ぜて食べます
手間がかかりすぎて知ってる人だけ注文してってスタイル

注文が入ってから豆腐を作るという東京広しと言え
そんな手間のかかる事やってるラーメン屋は居なかったんじゃないかな。

ランチサービスのクレームブリュレ

さてキリが無いのでこの辺で。

写真を探すのと同時にレシピを探す
が、無い。。。レシピが無い。。。
そう、まんだら屋を閉める時にレシピ全て捨てたんだった

後ろ髪引かれるような思いを断ち切るためと
やはり味にも流行り廃りがあるもんだ
もしラーメンを出す様な事があるなら
その時の時流と思いを乗せて作り直さなきゃ！
なんて何に燃えてたんでしょうね俺
レシピ位取っておけよ。。。

試作編へ続く。